einde van de droom

感想など。

ホンボシ再放送開始

今日からホンボシ再放送が始まった。先週まで『おみやさん』シーズン5だった時間枠(14時からの1時間)。
タイトルだけでは内容がピンと来なかったが、内容やキャストはあえて調べずに待機。開始早々出てきた面々だけでも豪華な顔ぶれ。
大塚寧々、高嶋政宏桐山漣。大塚寧々は現在『怪盗山猫』に出演。旦那の田辺誠一は、先週辺りまで再放送がやってた『TEAM』の島野係長。夫婦でテレ朝刑事だったとは。
高嶋政宏は比較的新しいものだと『刑事7人』。役柄はあっちとそんなに変わらない。
桐山漣は『仮面ライダーW』の左翔太郎。テレ朝ではあるが、刑事物じゃない。探偵さ。ちなみに仮面ライダー繋がり?でウィザードの白石隼也も出演している。
しかし真の主役は船越英一郎
先述の『おみやさん』より前に『その男、副所長』の再放送をやっていたので、熱血漢のようなイメージが強かった。が、今回は(この手のドラマでは性格・立場共々お約束だが)変人。

・差し上げるとは言われれば遠慮ない(他のドラマでも無くはない)
・他人の家の冷蔵庫を勝手に開ける←?
・知らないうちに他人の食べ物を奪う←!?(しかも1話時点では船越のせいだと誰も言ってない。疑ってはいるかもしれないが)

桐山漣のシリアル(カロリーメイトっぽいやつ)が無くなった、と言ってからの船越帰宅シーン。そのシリアルを食い漁った。思わず。「クズじゃねえか!」と。
いやいや、そう見えても心理学?のプロ。細かい表情の動きから、他人の気持ちを読み取る。その「動き」をする役者は大変そう。そして「動き」について解説してくれるのは親切か。
セット等について。『科捜研の女』とかと比べると、京都府警の作りがオープン気味つうか、新しい施設感がある。取調室が最たる例。あんなに広々としていて、しかも容疑者は顔を撮影される。そもそも、出てくる部屋ひとつひとつが結構広い。河原町署や鴨川東署みたいな所轄とは違うのだよ、所轄とは!
演出面では、犯人へ推理や事実の説明時に、それを話す刑事と序盤のキー?となる映像を合成するという演出が。まさかあの部分だけクロマキー合成? それともフレーム毎? そもそも合成方法って他にどんなのがあるのだろう。気になる。

他のテレ朝刑事ドラマ同様、奇人変人もといエリートが集う窓際部署による難事件への挑戦。行動こそ奇抜な奴もいるが、その根には強い正義感がある、信念がある。さくしんこと管理官佐久も、捜査員を駒と呼ぶetc敵を作る発言こそ多かったが、全ては犯罪を許さない正義感故。人に冷たいようで、実は熱い心を秘めていた。
そのようなドラマワールドを破らないであることを前提に、明日からも楽しみに観ていこう。