einde van de droom

感想など。

好きを名乗る基準

「○○が好き」と言うのにあたって、個人各々に基準があると思う。簡単なのは、感情そのものを出す例だろう。ちなみに永野のネタではない。
自分がそう言う時の基準。漫画やアニメの場合だが、一応の基準は設けている。
あくまで自分が言う場合での基準であって、ファンを名乗る方のことは勿論ファンと認識する。

その基準は、原作をリアルタイムで追っていること。原作の存在を認識しないのは論外。
例えば漫画であれば、連載開始第1回かせめて単行本1巻の時点。
原作無しもしくは原作との共通点や繋がりが少ないことが明確なテレビアニメであれば、放送初回時点から視聴。
OVAであれば、1作目発売から3ヶ月以内もしくは2作目発売前。
劇場公開作品であれば、公開期間内。
家庭用ゲームであれば、理想は発表1ヶ月以内。妥協点として発表・発売から3ヶ月以内。
アーケードゲームであれば、理想はロケテスト段階。妥協点として稼働から半年以内。
ゲームの場合、所謂キャラゲーでも基本的には原作の認識について問わない。単体のゲームとしてカウント。
メディアミックス作品であれば、主たる媒体(掲載誌orサイトetc)+最初の展開(漫画orゲームor小説orアニメetc)。
しかし、シリーズものでナンバリングがない場合等(別世界観or独立に近い<明確な基準はない。本家の情報をほぼ必要としないものetc>スピンオフor本家と明らかに異なる客層を狙っているもの<例:本家が男性向けのものが女性向けを出した場合>)で、シリーズとしてでなく単独作品としてのファン・好きを名乗るであれば基準をクリアしていると認識する。
その後、ブランク・空白がないこと。思い出したように「あ、そう言えば○○も好きだった」と感じた時点で、空白があったと認識する。
また、作品内にオマージュや元ネタがあることが明確な場合、その作品に触れていること。内容としての元ネタだけでなく、人物名や組織名、地名も同じ。地名の場合、どこが舞台になっているかを知っている、と言う表現が良いだろう。触れている、と言うのは例えば書籍であるならば、それを読み終えていること。映像作品であればそれを観終えていること。この過程においては、時間軸を問わない。

これらは自分の中でのファンを名乗る基準であると同時に、ファンの基準とも言える。
繰り返すが、あくまで自分での基準なので、ファンを名乗られたからこう言う人間だと認識する、というわけではない。好きなものを好きと言って何が悪いのだと。

ちなみに未だこれに該当する作品はない。『グラスリップ』が一番近い気がするが、日活ロマンポルノ作品群も『かもめのジョナサン』も読んでいないし、他の鶏の名前の小説家については全く知らない。また、ブランクが無かったと言い切れるか怪しい。
今後、何らかの出会いに期待する他ない。